擬似バフェット指標(2019年3月末)

平成の御代もいよいよあと1か月となりました。新元号はいったいどんな名称になるのでしょうか。最初は違和感があるだろうと思います。
平成のときも実際そうでしたが、徐々に慣れてきて今は全く違和感なし。慣れの問題ですね。
年度末、3月も終わりましたので、日経平均株価の居所を確認しておきたいと思います。
(擬似バフェット指標の考え方についてはこちらをごらんください。)

日経平均は依然として割高水準にあると考えます。中国経済失速の影響は日本企業にも影響を与えるでしょうし、10月に予定されている消費増税もネガティブ要因のひとつでしょう。
ただ、積立NISAや確定拠出年金などの積み立て投資が社会に浸透しつつあることから、それらが株価の下支え的な役割を果たすため、大暴落などは起こりにくくなっていると思います。
このところ、マザーズ等の新興株式が堅調に推移していますが、つぶさに見ていくと全体に底上げしているのではなく、業績が良いもの、期待できるものが素直に買われているという印象です。
スズキ自動車(7269)などはインドとパキスタンの紛争により、自動車販売が悪化していることから株価にもその動きが如実に反映されています。
上場銘柄の株価の底上げは今後しばらくは期待できそうもないので、あくまで個別銘柄の選別投資が重要になります。今後の決算発表と、今期の業績予想により明暗がくっきりと分かれていくものと考えます。
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