小型株の動きは大型株の先行指標となるか

まったくの主観であることとあまりにもグラフが見にくい(醜い)ことをご容赦ください。
10連休を控え、また世界的景気後退の予兆も踏まえ、今後、株価が暴落するリスクは必ずしも否定できないところです。株価が大暴落する前に何かしらの予兆はつかめないものでしょうか。
火山の噴火の予兆が、山の膨張である程度予想できるかのように、小型株の動きから大型株の動きをある程度予測できないか、超ざっくりの検証をしてみました。
下記のグラフは1990年代後半からの「日経平均」と「JASDAQ指数」の前月比の動きを比較したものです。

ピンクがJASDAQです。小型だけあって、振幅が激しくなっています。
傾向といった傾向はこれといって見られないものの、小生の主観を無理やり混ぜ込めば以下のようなことが言えるのではないかと思います。
(赤丸部分がその傾向を示していると考える部分です)
・株価が下がるときは日経平均もJASDAQもほほ同じようなタイミングで下がる。
・株価が上がるときは日経平均が先に上がり、JASDAQはそれに遅れて上がっていく。
ほとんど先入観だらけなので、例外は数多くあると思います。
しかし、上記の傾向を正しいと仮定すれば、残念ながら株価が下がるときの予兆を把握するのは困難であるという結論になります。
逆に株価が上がるときは、小型株の上昇は若干遅れるため、相場に乗り遅れたと考えるならば、小型株で追いかけるという作戦は有効であろうと考えられます。
とにかく、10連休前に株価がどんな動きを示すのか、また連休中にとんでもないことが起こりはしないか、そのために事前に何をしておくべきか・・・?
悩ましい問題が投資家に突きつけられております。
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