世界各国のコンビニの営業時間について

人手不足でコンビニエンス・ストアの24時間営業に赤信号が灯っています。
セブンイレブンの直営店では7時~11時を営業時間とする実験店舗を作ったとか、柔軟な対応を検討するとか・・・。
文字通り、コンビニ導入当初のセブンイレブンに戻りつつあります
労働力が逼迫するとともに、昼夜逆転の過酷な労働という観点からも24時間営業に反対する意見も多くなってきていると感じます。
ところでこの24時間営業、世界各国ではどのようになっているのでしょうか。治安が良い日本ならではのものかもしれませんし、またそうでないかもしれません。
さまざまなお国柄が反映していると思いますのでちょっと調べてみることにしました。
| アメリカ・メキシコ・オーストラリアなど
場所にもよるようですが、営業時間はバラバラ。治安の良い地域や都会ではでは24時間営業のコンビニが多いようですが、田舎はそうでもないようです。そもそもアメリカの田舎など、夜中に人通りがあるとは思えませんし、採算が取れないでしょう。
| 東南アジア諸国
基本、24時間営業でがんばっているようです。まだまだ貧しい国も多く、働きたい人がたくさんいると考えられます。人口密集地が多いことも理由として考えられます。
| ヨーロッパ
そもそもコンビニという概念があまり無いようです。ヨーロッパーの街並みにコンビニは似合いません。ある種興ざめしてしまいます。あるとしても法律で24時間営業を禁止している国もあり、コンビニの存在感は低いようです。ある種とても人間的だといえそうです。
| 南米・アフリカ
コンビニがそもそもないようです。治安が悪いので強盗や窃盗、強奪などが起こりやすいですし、そもそも物流網が整備されていないので、コンビニという業種が成り立たないのでしょう。
世界的に見ても24時間営業はむしろ珍しいといえるのではないでしょうか。高齢化が進む中で、労働力が不足しているのですから、無理やり24時間営業にする必要はないでしょう。
無人コンビニができればそれはそれで良いのでしょうが、何か味気ない感じもします。やはり人は人恋しくなるようにできているものなのでしょう。
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