消費増税でデフレ再加速の戦犯は誰か

雲



ここに来てにわかに消費増税凍結説が浮かび上がってきました。

ところで、消費増税に賛成している評論家やエコノミストが解れば増税後のさらなるデフレ加速への責任追及をしたいと考えたのですが、あからさまに賛成している人はほとんど見つからない。

反対派は山のように見つかるのですが、賛成を声高に叫んでいる人は見当たらない。要するに事後に責任を追及されたくないのだろうと思います。

黙して語らず、ただ10月を待つといったところなのでしょう。

某生命保険会社のエコノミストは賛成を唱えていましたが、むしろ勇気ある行動として尊敬すべきとも思えるほどです。

無論、自民党、公明党は与党として消費増税を容認していますが、真の推進論者はやはり財務省としか考えられません。

財務省が猛烈に推進し、財務官僚に洗脳され、操り人形と化した政治家がそれを容認する。またマスメディアは財務省のアメとムチに踊らされ、消費増税を既定路線とした報道のみ行うといった構図です。

10月まであと5か月と少し。凍結をするにはもはや限界の時期が迫っています。

改元は消費増税凍結のいいきっかけです。増税凍結すれば祝賀ムードもおおいに盛り上がるからです。

また、このところ続いた統計の嘘も大いに理由になります。データが誤っていれば正しい判断など下せるわけがありません。

ここはやはり、増税凍結で衆参ダブル選挙で信を問い、さらに憲法改正にまで突き進んでいく、というのが安倍首相の隠された本音ではないかと期待しています。

このまま何もなく素通りするならば、安倍首相にがっかりするしかありません。補選2敗はその象徴でしょう。4選なんぞとんでもない。

安倍政権は八方美人化して、本当の支持者からもそっぽを向かれてしまいました。

アベノミクスの成果もどうやら労働人口の減少というタイミングに恵まれたからだけのようですし、その言葉に踊らされていただけでした。

2013年からの株価上昇の功績は黒田日銀総裁のおかげだと思います。金余りで資産価格は上昇しましたが実態経済はさっぱり良くなっていません。

次期首相の適任者は見当たりませんが、上がいなくなれば人は育つというもんでしょう。

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