10連休後半に向け、経済イベントの動向は・・・

あっという間に10連休も半分が過ぎ去ってしまいました。今日から「令和」もスタートしました。
それにしても楽しい時間はあっという間に過ぎるものです。明日から、10連休後半戦。連休後の株価や外国為替市場に影響を与える海外イベントがいろいろと予定されているようなので、まとめておこうと思います。
・4月30日~
米中貿易協議(北京)
・4月30日~5月1日
米連邦公開市場委員会(FOMC)
・5月1日
製造業景況指数(アメリカ)
・5月3日
雇用統計(アメリカ)
4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.1と、予想外に低下したことから、円は一時3週間ぶりの高値111円10銭前後を付け、少々円高が進んでいます。でも現状、心配するほどの円高ではありません。
アップルの決算発表も好調だったようで、アメリカ株も堅調です。
シカゴおよびシンガポールの日経平均先物は4月27日の大証終値とほぼ同水準を保っており、大きな動きは出ていません。
米中貿易協議は連休後も継続する予定であり、今のところ難航しているようですが連休中に大きな波乱材料になりそうはありません。
5月3日の雇用統計が大きなヤマ場となりそうですが、米雇用統計の先行指標と見られているADP全国雇用者数(※)が予想の18万人を大幅に上回る27万5千人で雇用統計も好調な数値となるのではと予想されます。
(※)ADP社が約50万社の顧客を対象に毎月雇用者数の動向を調査したもの
このままいけば、連休中の経済イベント数値は好調であったということになりそうです。
残り5日間、大いに楽しみましょう。
【関連記事】 10連休中の日経平均の動きを確認する方法
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