台湾はどこの国の兵器を使用しているのか?

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2020年1月、台湾の総統選挙が行われます。

現在の与党は民進党であり、総統は蔡英文(サイエイブン)氏。親米、親日な政権です。経済的な結び付きは別にして、政治的には中国と距離をおくとともに中国からの脅威に対抗しています。

一方、野党は親中派の国民党。そして、次期総統選に国民党からはシャープを買ったことでも有名な鴻海(ホンハイ)精密工業の会長の郭台銘(カクタイメイ)氏が立候補を表明しています。郭台銘氏は親中派と見られています。今はそのイメージ払拭に躍起になっているようです。

ところで台湾は親日国として有名であり、日本にとって非常に大事な国です。(中国は国とは認めていないようですが・・・)その台湾が親中に傾き、反日的になってしまうことはなんとしても避けてもらいたいところです。

アメリカにとってもそれは同様だと思うのですが、アメリカはどの程度の本気度で台湾を中国から守るつもりなのでしょうか?ヒントとして台湾がどこの国の兵器を保有しているかが一つの基準となるのではないかと考えました。

なぜなら、仮に台湾がアメリカの最新兵器を輸入しており、もし反米親中になってしまえば、アメリカ兵器の秘密が中国に流れ、研究されてその技術が盗まれてしまうからです。

そんなことはアメリカにとって許されることではないでしょう。

要するにアメリカが、台湾に最新兵器をバンバン売っているならば、アメリカは本気で台湾を守る気があるのではと考えられるのです。

では実態を調べてみましょう。

 台湾の軍隊について

台湾の軍隊は中華民国国軍と呼ばれています。台湾は徴兵制を採用しており、その兵力は陸軍約20万人、海軍約4万5000人、空軍約5万5000人、憲兵隊約1万2000人、予備役で約165万人となっています。

ちなみに日本の陸上自衛隊は約15万人、海上自衛隊は約4万5千人、航空自衛隊は約4万7千人であり、兵員数はほぼ同程度となっています。

国防予算は約1兆3千億円。日本のだいだい4分の1くらいです。日本のほうが人件費が高いことと兵器の質、量が違うことが要因だと思います。

 航空兵器

主力戦闘機はアメリカ製のF16と自主開発したF-CK-1、フランス製のミラージュ2000。F16はアメリカ軍が使用する機体と同じではなく劣化版となっています。

台湾は現在、アメリカに最新鋭の戦闘機の購入を希望しており、その結果にアメリカの台湾に対する姿勢が現れるといえそうです。

 海軍戦力

従来、台湾の海軍戦力は米海軍の中古品の払い下げが中心となっていました。

近代化が急速に進んでいく中国海軍に対抗していかなければならなくなる中でも、欧米諸国は中国を慮ってなかなか軍艦を売ってくれません。

そこで、業を煮やした台湾海軍は主要艦艇の自主建造を始めています。

 陸上兵器

陸上兵器の代表格といえば戦車でしょう。台湾の主力戦車は台湾国産のCM11という戦車です。

アメリカより供与されたM60A3という戦車の車体に独自の砲塔を設置した戦車です。

台湾陸軍は、M60A3の完成品の導入を希望していましたが、米中関係を懸念したアメリカ側の判断でその希望はかないませんでした。

 感想

アメリカは基本的に台湾を守る意思はあると感じます。しかしながら、それは保険をかけながらのこと。

中国との関係がこじれない程度の兵器輸出や技術供与にとどまっていたというのが実態です。

もし、台湾が中国の手に落ちてしまうようなことがあっても、最新の技術は盗られないように対策を練っていたのでしょう。

しかし、トランプ政権でその保険は徐々に無くなってきています。とはいえ、来年の選挙結果によっては、その方向性はまた大きく変わる可能性があると考えられます。

なんとか親米、親日の総統が選ばれることを祈るばかりです。

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