超節約術(車検の費用をなるべく抑える)

もはやクラシックカーの領域に達しつつあるともいえそうな我が家の愛車ですが、またしても車検を通してしまいました。
駐車場に入るなり、「大事に乗っていただきありがとうございます。」とのお言葉。喜ぶべきお言葉なのでしょうが素直に喜べず、むしろ恥ずかしい思いが・・・。
しかし、17年も乗っているのにエンジンも好調。走りも好調。冬場は乗り始めにダンパーのオイルが固くなっているせいか、きしみ音が鳴りますが、すぐに直ります。
直射日光に当たらないところに駐車しているせいかボディもぴかぴかで特にクルマを買い替えたいという思いに駆られないのであります。
一昔前(平成7年まで)は10年以上のクルマは1年ごとに車検を受けなければならず、よほどそのクルマに愛着がある人でなれけば、経済的に実質買い替えざるを得ないという状況に追い込まれました。
でも、日本車は性能も良く、タクシーのように毎日酷使するのでもなければ10年くらいではあっさり壊れません。
あるサイトによれば、走行距離で20万キロが一つの目安になるとのこと。そうしたら、うちのクルマはあと20年は乗れるなって、それは無理としても・・・。
事実、クルマの平均使用年数は下表のとおり年々伸びていっています。

(出所:自動車検査登録情報協会)
要因は2つ考えられます。
1.クルマの耐久性が向上していること
2.デフレによる不況で買い替えたくても買い替えられず、我慢して乗り続けていること
私が思うには、2の要因の比重が圧倒的に高いと思います。
ところで、2年に一回の車検でも、車検費用は自賠責保険やら税金やらで一定の金額がかかる上に、劣化した部品や定期交換が必要な部品などを交換すると15万円くらいは軽く飛んでいってしまいます。
しかし、クルマ屋さんの言いなりにならず、自分でできることは自分で保守していくことで、車検費用を抑えることができます。とかく、ディーラーでの部品交換は定価で行われているので、同じような保守をしても高くついてしまうのがネックなのです。
少しでも車検費用を抑えるために実践している方法を少し書き留めておきたいと思います。
| 定期的なオイル交換
一般的に2年に一度ではオイル交換の頻度としては少なすぎるでしょう。クルマへの負荷により違ってきますので、一概には決められませんが、私は半年に一度はオイル交換をしています。
オイルはその質によって、値段もさまざま。化学合成油は性能が良いぶん、かなり高価となりますが、鉱物油であれば、2,000円程度でもあります。
私は鉱物油をなるべく高頻度で替えるようにしています。安い10W-30とか5W-30などのオイルに気休めでオイル添加剤を入れてもらっています。
オイルは定期的に交換しないとエンジンが焼きついてしまいますし、ドロドロになってオイルスラッジとなり、エンジン内部にこびりついてしまいます。
それにしても、ディーラーでオイル交換をすると平気で8,000円とか取られたりします。しかも純正オイルなのでたぶん鉱物油。かなりぼったくり価格になっているのではと想像します。
街のオートバックスなりでこまめなオイル交換。このほうが、クルマにとっても財布にとっても優しいことは間違いありません。
| バッテリーはネットで買って、自分で交換
これは以前の記事でも書きました。バッテリー交換は専門知識もいらないので、男の力があれば自分で十分に可能です。
ディーラーで提示されたバッテリー交換の価格は2万数千円。自分でやれば7,000円あれば十分です。その差額、1万5千円。バカにできない金額です。
詳細はこちらをご覧ください。
| タイヤは通販でアジアンタイヤを
これも以前の記事で書きました。タイヤは人間でいえば靴にあたる部分で非常に重要なパーツです。
しかし、最近はアジアンタイヤの性能も向上しており、街乗りであれば十分に使用に耐えられますし、むしろ国産タイヤや欧米の一流メーカーとの差異を体感することのほうが難しいでしょう。
ところでタイヤは溝が浅くなってしまうと車検に通りません。タイヤの溝はたまにチェックして、浅くなってきていたら、ネット通販でアジアンタイヤを注文し、街のクルマ屋さんに取り付けてもらいましょう。
詳細はこちらをご覧ください。
| 所感
あんまりケチケチしすぎるのもいただけませんが、無駄な費用をかけるのももったいありません。
クルマ屋さんとも良好な関係を保ちつつ、断るところは断る。そうしないとどんどん費用がかさばっていきます。クルマ屋さんも商売ですから、なるべく取れるお客さんからは取りたいでしょうから。(いや、勝手な邪推です。)
それにしても、もはや車検時に貸してもらう代車のほうが高級車となってしまったのは少々複雑な心境ではあります。シートが電動で動くのにはいささかびっくりしました(当たり前?)。
なんかやたらと警告音のような音が鳴りますが、何を警告しているのかよくわかりませんでした。
車線をはみ出しているとか、車間距離が詰まっているのか・・・?
また、アイドリングストップって意味あるの?って感じは否めませんでした。大都会で渋滞が当たり前っていうような都市であれば別でしょうが。
安全性能や燃費などいろいろとクルマも進化していますが、これという画期的な進化がないので、買い替えるインセンティブがどうにも働かないのであります。まだまだがんばってくれよ、わが愛車!
【関連記事】 日本車、その品質と耐久性
![]() | 価格:1,620円 |

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