最近の経済政策は自民党員をも失望させるの巻

最近の自民党の経済政策は、自民党員にも愛想を尽かされつつあるということに驚きを禁じえません。
国民民主党の玉木代表と対談している三橋さんは自民党員なのです。(直近で離党していなければ)
いったい何が起こっているんでしょうか。参考になる動画をアップしておきます。
| その要旨は・・・
・財務省の官僚をコントロールできないのは政治家の責任である。官僚は言われたことを言われたとおりにきちんとやる。政治家が長期的な視野に立ったビジョンを示す必要がある。
・懸念材料が多い中、今、消費増税は今やるべきではない。
・自由化を進めすぎたマイナスが現れつつある。例えば格差の拡大や賃金の下落など。
・食料安全保障が大事であり、憲法に盛り込むべきである。
・農家の保護は他国も行っていることであり、日本でも同様に保護していくべきである。
・種子法の廃止は海外の農薬ビジネスを拡大させる政策ではないか。(この種子はこの農薬とセットでなければうまく育たないなどというビジネスモデル。)
・海外が農業を保護するのは、辺境の地に国境があるから。日本は海に囲まれているので地方を守るという視点が足りない。
・「グローバリズム」と「国家主権」と「民主主義」は同時に成り立たない。
・日本はグローバリズムを進めているので、国家主権が犠牲になっている。
なんとかしないと日本がどんどん縮小均衡していってしまいます。
【関連記事】 消費増税を断行しようとする自民党に鉄槌を!
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