ボックス相場で参考となるテクニカル分析(RSI)

今年に入って、日経平均の振幅が小さくなりました。いわゆるボックス相場です。
大きなトレンドがなく、上下を繰り返すので、あまり面白い相場とはいえません。
こんな相場環境で役に立つテクニカル分析の代表格といったら、RSI(Relative Strength Indexの略)ではないでしょうか。
| RSIとは
RSIは、過去一定期間の上げ幅の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って、100を掛けたものです。一般的に短期的には14日を過去一定期間とすることが多いです。
例えば、14日間の合計で株価上昇が800円、下落の合計が200円だとしたら、RSIは80%となります。
一般的に70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎと判断されます。
| 最近のRSIの動き
ここ2年の日経平均とRSIの動きが下図です。

RSIにしたがって素直にトレードをしていればほぼほぼ儲かっていたと考えることができるでしょう。
青丸あたりで買って、赤丸あたりで売るイメージです。
ここ半年くらいはどっちつかずの相場が続いていますので、RSIの振幅も小さくなっています。
昨日、日経平均は大きく上昇し、RSIも上昇してきています。
上値余地は22,000円あたりと見ます。ここらあたりで楽天ETF-日経ダブルインバース(1459)を指値で注文して、もう一段の上げを待ち伏せしたいと考えております。
楽天ダブルインバースは下がれば日経平均の2倍の値動きで儲かる上場投信です。
指値はいくらに?日経平均が22,000円になると仮定すれば、楽天ダブルインバースは4,190円くらいになるはずなので、その辺りで指値買いしてみようと思います。
こんな相場ですから、下げに備えつつ小幅にコツコツと利益を積み上げていくしかなさそうです。
【関連記事】
トレンド分析とオシレーター分析の違い
楽天ETFダブルインバースの価格を簡易に想定
![]() | 価格:1,728円 |

- 関連記事
-
-
擬似バフェット指標(2019年7月末) 2019/08/02
-
標準偏差について(投資に役立つ数学知識) 2018/03/22
-
新興株軟調(日経平均とマザーズ指数の比較) 2018/08/06
-
ボックス相場で参考となるテクニカル分析(RSI) 2019/07/02
-
擬似バフェット指標(2019年2月末) 2019/03/03
-
コメント