選挙期間中に一般ブロガーが注意すべき点

当ブログでは、投資に直接あるいは間接的に関係してくる政治についてもあれこれと書き連ねており、時には政権や特定の党や政治家に対する大いなる批判や暴論も吐き出してしまいます。
ところで、7月21日は参院選であり、すでに選挙期間に突入しています。
言論の自由があるとはいえ、選挙期間中にあまり毒舌を吐いたりすると法に触れるようなことがあるのでは?と心配になって調べておこうと思った次第なのです。
| 特定の政党や候補者を応援してもいいのか
そもそも論として選挙運動とは何かを知っておく必要があります。選挙運動とは特定の選挙について、特定の政党や候補者を応援することです。
特定の政党や候補者を当選させることを目的にするためのものではない政治活動は、選挙運動に含まれません。
ブログ上で特定の政党や候補者の応援をすることは可能ですがそれは選挙運動に当たります。また、政党や候補者が発信した情報をブログに掲載し、情報拡散してもかまいません。しかし、その場合は下記の注意すべき点を守って行う必要がありますので要注意です。
言い換えれば、特定の政党や候補者を応援しているのではなく、政権与党や特定の政党を批判することは、他の特定の政党や候補者を応援しているとは限りませんので選挙運動にあたらないというのが個人的見解です。
| 注意すべき点(重要)
○選挙運動は公示日から投票日前日までしかできません。よって投票日当日のブログで選挙運動はできません。念のため、選挙当日は選挙関連の記事を載せないほうが賢明だと思います。
ただし、選挙期日の前日までに掲載されたものは当日以降もそのままにしても問題ありません。
○Web上で選挙運動をする際は、そのWebページのわかりやすい場所に電子メールアドレス等連絡先を記載することが義務付けられていますので注意が必要です。
○選挙権を持たない満18歳未満の若者は選挙運動をすることができません。
○電子メールを使った選挙運動は禁止されておりできません。
結構、気を使う内容です。グレーゾーンも多そうですし、実際問題として、守られていないケースも相当数あるのではないでしょうか。かといって全てを摘発することは人的資源からいって不可能だと思います。
上記の内容で間違った点があれば教えてください。(コメント欄やメールフォームがあります。)
私は法律家でないため、上記内容の正確性について保証できません。
| おまけ
7月6日付の日経新聞1面を見て、先日の自民党二階幹事長発言の真意が私なりに読み取れました。
(詳しくはこちらをご覧ください。)
安倍政権の支持率は意外?にも20歳代が高いのです。なんと7割もの支持を得ているというのです。
一方で、60歳以上の支持率は49%。ところが、20歳代の人は選挙に行かない人が多いのです。支持率が高くても、実際に投票してくれなければ自民党にとって意味がありません。
支持しているなら選挙に行けと言わんばかりの発言であったと思うのです。どうにももどかしいということなのでしょう。
若者がなぜ安倍政権を支持するか?
それは若者の就職環境が好転し、不満が低まっているからだと考えられます。移民によって苦しめられてい欧米の若者の構図とは趣を異にしています。
しかし、支持率が高いといっても、かなり基盤の弱い支持でしょう。環境が変われば一気に逆回転を始める可能性があると考えます。
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