楽天でんきに変更して初めての料金請求、さてその結果は

送電線



電力会社を某電力会社から楽天でんきに乗換えて、初めての請求書(電子メール&WEB)が来ました。

どのくらい安くなったんだろうかと興味津々でログインして、確認したところ「安い!」。いやはや想像以上だと思ったのです。

でもそれはあくまで絶対評価。前年同月比で比べねばと思い、某電力会社のWEBにもログインして比較してみたのです。そうしたら・・・。

比較の結果

下記がその比較の元となるデータです。上の表が楽天でんき、下のグラフが某電力会社です。

20190706rakutendenki.jpg

20190706rakutendenki2.jpg

20190706den.jpg

20190706den2.jpg

20190706den3.jpg

特段安くなっていない・・・。というかむしろ上がってる。

そもそも、5月はあんまり電力を使わないんですね。暑くもなく、寒くもないから冷暖房を使わない。我が家は冷暖房をほとんど電力で賄っているのです。

真冬のピークに比べたら3分の1程度の電力しか使ってないんだから安くて当たり前だったのです。

それでも一応単位電力あたりの値段で比較してみることにしました。石油の値段などで電力料金が昨年とは変わっているかもしれないので、単純に比較はできないのかもしれませんが、その辺は詳しくないので、単純比較しています。

(楽天でんき)

6,421円÷239KWh=26.87円(1KWhあたり)

(某電力会社)

5,470円÷225KWh=27.21円(1KWhあたり)

その差、27.21円-26.87円=0.34円(1KWhあたり)

電力会社を乗り換えなかったとしたら、

0.34円×239KWh=81円

んー、81円お得になったということです。微妙・・・。

試算だと電気代が1年で13,000円くらい安くなるはずだったんですが・・・。

電力使用量の年間試算が8,280KWhなので、0.34円×8,280KWh=2,815円。

あまりお得感が感じられない。いったいどういうことなんだろう。まあ、少しでも安くなったことはいいことなので、深くは突っ込みませんが、少々期待はずれであったという感は否めません。

なぞの一部が解明

そもそも某電力会社と楽天でんきの料金体系は大きく違いました。

某電力は、まず基本料金(使わなくてもかかる)があり、最初の120KWhまでは20円くらい、そこから300KWhまでは25円くらい、300KWhを超えると28円くらいと段階的な料金となっていました。

それに対し、楽天でんきは基本料金というものはなく、また段階的な料金体系でもなく、1KWhあたり26円くらいでした。

ということは使えば使うほど楽天でんきのお得さが増すはずです。

真夏や真冬にその威力を発揮してくれるものと思います。なにしろ真冬は800KWhくらいいくはずなので、300KWh以上の500KWh分で1KWhあたり2円違ってきますからお得感が大きくなるはずなのです。

簡単にシミュレーションしたところ、800KWh使えば、1,300円ほど節約できそうです。楽天でんきはヘビーユーザーに有利という料金体系なのです。あるいは電力をあまり使わないライトユーザーにも有利でしょう。何しろ基本料金がないのですから。

楽天ポイントも付与されますし、さらに楽天市場で買い物をした際のポイントの倍率も上がるようなので良しとしましょう。

【関連記事】
超節約術(楽天でんきへ電力会社乗換え)
超節約術(今更ながら電力自由化シミュレーション)




関連記事

コメント

非公開コメント