プラスチックは自然分解するのかしないのか?海洋プラごみ問題

海



先日、地上波テレビ(局不明)で、アナウンサーが「プラスチックごみは自然分解しません。」と言い切っていました。

しかし、科学者で中部大学特任教授の武田邦彦さんは、プラスチックは石油でもともと生物の死骸から出来ているのだから放っておけば自然に分解するといいます。

真っ向から言うことが違います。いったいどっちが正しいのでしょうか。気になってしかたがないので調べてみることにしたのです。

プラスチックにも種類があった

・完全生分解性プラスチック

微生物などによって分解し、最終的に水と二酸化炭素に完全に分解する性質を持っています。ヨーロッパでは2年以内に9割以上が分解されるものが、生分解性プラスチックとして認められます。

従来のプラスチックに比べ、自然環境への負担が少ないとされています。

・部分生分解性プラスチック

でんぷん、セルロース、PVAなどの生分解性材料と、通常のプラスチックとの混合です。生分解性材料が分解された後に通常プラスチックの粉末が残ります。これらは自然にはほとんど分解されません。

・通常のプラスチック

自然に分解はされるのは確かのようですが、分解されるまでにはただならぬ時間がかかるというのが真実のようです。

分解されるまでには数百年単位の年月が必要であり、その間にさまざまな悪影響を与える可能性は十分に考えられます。

しかし、それが真実であれば現在の海はプラスチックごみで覆われているはずであり、プラスチックを分解する微生物が存在するのではないかという説もあり、はっきりしたことはわかりません。

勝手な結論

武田先生の言っていることは、天文学的な時間の単位で考えれば間違っているとはいえないでしょう。また、本当は通常のプラスチックももっと早く海から消えている可能性は十分にあります。

人間や動物の命は所詮数十年ですから、生物一個体からみれば、プラスチックは自然分解しませんというテレビキャスターの発言は正しいとはいえませんが、人間が持つ時間の概念からすれば「ほぼ正しい」とはいえると思います。

もっとも重要なことは海に不当投棄などをしないことです。焼却してしまえば分解されずに残るなんてことにはなりませんから。

CO2が地球温暖化につながるか?という別の問題が発生しますが。

これまた、武田先生はCO2は温暖化とは無関係だと言っておりまして、ややっこしいおじいちゃんですな。

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