本格的下げ相場いよいよ始まる?下げの目処は一体・・・

米中貿易戦争がますます深みにはまっていく中、米国の株安が本格化してきました。人民元安も進んでおり、消耗戦が始まったという感じです。円高も進んでおり、日本株も当然の如く連安状態です。
| 下値の目処は・・・
さて、下値の目処は一体どのあたりを考えておけばよいのでしょうか?
来年は大統領選ですから、このままどんどん米国株が安くなってしまってはトランプ大統領の再選が危うくなります。あらゆる手を尽くして、景気、株価の維持を図ってくるでしょう。
しかし、今の世界経済はやはり爆弾を抱えていると思うので、下値の目処を立てにくいところです。
そして、こんな状態で日本は消費増税を控えております。増税直前にリーマンショック級の波乱があったらどうするんでしょうか・・・。
ところで、過去の消費増税時、2度のパターンを見るといずれも消費増税前に株価が1割程度下がっています。
(関連記事:過去の消費増税前後の株価の動向は・・・)
今回はどうかわかりませんが、そのパターンを当てはめて考えてみれば直近の高値21,700円程度からの1割引きまでは下がるのではと想定します。
となると19,500円くらいでしょうか。2万円割れは覚悟しなくてはならないところだと思います。
| やはり逆サマーラリー相場到来。しかしチャンスでもある
悪いことにお盆休みで市場参加者が少なくなる時期ですので、一気に売られるとそれ以上の突っ込みも覚悟しなくてはならないかもしれません。
信用取引の追証入金のために担保となっているJリートも売られるでしょうから、少々の突っ込みがありそうな予感です。
10月あたりまで我慢の相場が続きそうですが、バーゲンハンターとしては安いところを拾うチャンス到来といったところです。
【関連記事】 今年の夏は逆サマーラリー相場と予想する
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