このままではやがてGoogleの一存で世界は情報操作される

board-1364652__340.jpg



Google経由で当サイトに来てくれる人は残念ながらほとんどいません。Googleにとって当サイトは魅力がないのでしょう。検索しても表示されることはまずありません・・・。

ところで日本の検索エンジンにおけるGoogleのシェアはどの程度か調べてみて驚きました!



日本の検索エンジンシェア


パソコンでGoogleが約90%、モバイル端末にいたっては約98%と圧倒的シェアを誇っています。(Googleのエンジンを使っているYahoo!を含む)

それに続くのはマイクロソフトが提供するbing。パソコンでのシェアが約9%、モバイル端末では1%未満です。その他に至ってはすべて1%未満でほとんど存在感がありません。

現代人が情報を得ようとしたときにまず使うのは検索エンジンではないでしょうか。そして、その検索結果から物事を知ったり、判断したりするのです。

情報提供に関して圧倒的なパワーを持っているのです。そして、そのパワーがGoogleに一極集中しているのです。これってかなり恐いことではないでしょうか。

Googleの意図に沿わない情報元は検索結果からすべて排除することができてしまうのですから。

現に2019年3月辺りにGoogleは検索エンジンのアルゴリズムを大幅に変更したようであり、その検索結果が従来とは大きく異なることとなりました。

この変更により、多くのアフィリエイターが検索エンジンから弾き飛ばされ、その収益にも多大な影響を与えているようです。

また、情報操作のために利用したい政治家や官僚などからの政治的圧力もかかってくることは容易に想像できます。しかも、圧倒的シェアですからたちが悪い。

日本の動画共有サイト


動画共有サイトについても調べてみました。

こちらはシェアまでははっきりわかりませんでした。しかし、YouTubeが圧倒的シェアを占めていることは間違いないでしょう。他に思いつくのはニコニコ動画くらいしかありません。

試しに同じ動画を配信しているチャンネルを見るとYouTubeとニコニコ動画ではアクセス数が2桁違うのです。はっきりとはわかりませんが、100倍以上の差はあるものと推測します。

そして、YouTubeを運営しているのはGoogleと同じくアルファベット社なのです。

20世紀のビッグブラザー(※)が新聞、ラジオ、テレビであったとすれば、21世紀のビッグブラザーはアルファベット社ではないかと思うのです。

(※)小説「1984年」(ジョージ・オーウェル著)の中に出てくる架空の人物。情報操作と監視社会の象徴。

GoogleとYouTubeの代替サービス


GoogleとYouTubeに情報操作、洗脳されないために、他の代替サービスが健全に維持される必要があると痛感します。

(代替検索エンジン)

現状、bingが有力候補でしょう。しかし、bingもアメリカのマイクロソフトが運営していますから、アメリカというキーワードから抜け切れません。

日本の国産検索エンジンはないものか・・・?Baiduは中国ですし、livedoorは韓国資本ですし。Infoseek楽天やgooも結局のところ、独自エンジンではないようです。(その後、livedoorは検索エンジンから撤退)

それにしても日本国産の検索エンジンがないとは・・・。少々驚きですし、悲しい。

仕方がないのでこれからはbingを積極的に使っていきたいと思います。

(これはGoogleに登録されない、されても下位表示でまったく意味をなさないという私の被害妄想から来るものであることは認めますよ、本当のところ・・・。)

(代替動画共有サイト)

動画共有サイトは日本国産があります。ニコニコ動画です。ドワンゴが運営している日本のサービスです。最近は、YouTubeに押されて不振のようですが、なんとかサービスを継続してほしい。

その他にフランスの会社が提供しているDailymotion(デイリーモーション)というサービスがあり、日本ではニコニコ動画に次ぐ3番手です。

他にもFC2動画があります。FC2は登記上、アメリカの会社ですが実質的には日本の会社と考えていいでしょう。アダルトちっくでイメージは少々・・・ですが。

ニコニコ動画とFC2動画のサービスが継続されるよう応援していきたいと思います。ビッグブラザーに支配されないために。

【関連記事】
GAFA依存度が過度に高まると言論の自由まで脅かされる
GAFAがアメリカ株式市場に占める割合


にほんブログ村

一九八四年新訳版 (ハヤカワepi文庫) [ ジョージ・オーエル ]

価格:928円
(2019/8/19 21:29時点)
感想(24件)




【2020年11月23日追記】
その後、記事の数も増えたせいか原因がよくわかりませんが、Google検索流入がそれなりに増えてまいりました。素直にうれしい。でもまだまだ少しなんですけどね。

関連記事

コメント

非公開コメント