リアルなリユース市場にも顧客回帰。振れ過ぎた振り子は戻る?

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ヤフーオークション、さらにはメルカリの台頭というリユース市場のネット化が進展して、ハードオフやブックオフなどは逆風が吹きまくり、縮小均衡路線をひた走るしかないかと思っていたらそうでもないらしい。

リアルなリユース市場規模縮小が緩和されてきた

ここにきて、リアルなリユース市場にも顧客回帰の動きが見られるといいます。具体的に中古本のブックオフ。

2019年4~6月期の売上げは前年同期比で6%増、純利益は2.9倍になりました。最近の株価の動きは以下のようになっています。上がブックオフ。ちなみに下はハードオフです。

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ブックオフのチャートは見事にその復活を表しています。一方のハードオフは・・・。今後に期待しましょう。

それにしてもブックオフは2018年3月期まで3期連続の最終赤字に陥っていました。リユース市場は拡大しているのに、リアル店舗からネットへ顧客が流れたためにその恩恵を被ることができませんでした。

ちなみにリユース市場の規模は2025年には、2017年の1.6倍の市場規模になると推計されています。

ブックオフ復活の理由

しかし、今になってなぜブックオフが復活し始めたのでしょうか?

別にメルカリの成長が止まっているわけではありません。ただし、その伸び率は鈍化しつつあります。そして、株価もメルカリの成長鈍化を先読みしているかのようでさえない展開が続いています。

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話を戻してブックオフ復活の要因は?

買取価格ではメルカリなどにはかないません。なにしろブックオフは店舗を構えていますし、人件費もかかります。メルカリで売れば中抜きはありません。

しかし、メルカリで売るとなると面倒くさいのは梱包や発送作業です。忙しい現代人はそんなことをなかなかやっていられません。安くても買い取ってくれるところがあればそこで売る、そういうことだと思います。

そして、手っ取り早く中古品を売りたい人が増えているのです。ちなみにブックオフの買取額は、前期比の比べ2.9%増と2期ぶりに伸びています。

やはり景気後退感が出てきている中、中古品を売りたいというニーズが増加しているのでしょう。でもメルカリやヤフーオークションでは手間がかかるのでブックオフなのです。手軽さを優先して、リアルのリユース店舗に売却する人が増えているのだろうと思います。

以下、個人の感想です

実際、私も読み終えた本や使わない家電製品などは面倒なので、叩き売りになるのは承知のうえで、リアル店舗に売っています。ちょっと古い本だと5円とかで、ほとんどタダみたいなものですが、家にごちゃごちゃと置いておくのもいやですし・・・。

ところで、リユース店舗の店員さんって結構、気を使うと思うんです。期待していた値段とかけ離れたような印象を持つ顧客もいるでしょうから、「今はこの手の商品はあまり人気がなくて。」とか、顧客をなだめながら買取価格を提示しなきゃいけません。

まあ、いやなら売るなってことですが、要するにそれをオブラートに包んで伝えなきゃならないのですから神経使うと勝手に想像します。

それにしても消費増税を控え、節約志向が高まるはずですので、リユース市場は今後しばらく堅調を保ちそうな気配です。

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