自然(風力)エネルギーこそが猛暑を作りだすのかも・・・

ドイツはこの夏(2019年)、40度を超える暑さを記録したとか。ドイツのみならずヨーロッパ全体が熱波に襲われました。
もともとドイツは夏もそんなに暑くならないようで、エアコンがあまり普及していないようです。その分、突然の熱波には弱いわけです。これは北海道にもいえることです。
ドイツの自然エネルギー熱の高まり
ところで、ドイツといえば自然エネルギーを推進していることで有名です。
脱原発を目指し、自然エネルギーの比率を高め、現状20%程もの電力が風力発電で賄われています。
ドイツが自然エネルギーに注力しているのは、地球温暖化の原因とされているCO2(本当かどうか怪しいが・・・)の削減や原子力発電の危険性や燃料廃棄の問題であると理解しています。
自然エネルギーは環境に本当にやさしいのか?
ところで、中部大学特任教授で科学者の武田邦彦先生が、とあるニュース番組で言っていたことは非常に興味深いものがありました。
自然エネルギーは環境に良いと一般的に思われているが、本来であれば存在していた自然の力を人間が横取りしているだけであるという趣旨の発言でした。
風力発電で考えれば、吹いている風をエネルギーに変えるわけですから、その時点で風の力は弱まります。風力発電によりそれまでの風の流れが変化することは間違いありません。
素人考えですが、風通しが悪くなれば熱がこもるのは当然だと思います。
自然エネルギーがかえって地球を暑くする?
風力発電が増えれば増えるほど、都市で発生した熱気が他の地域へ逃げられなくなるのではないかと思うのです。
これはなんら科学的根拠もない小生の勝手な憶測です。
さて、日本はまだ風力発電が総電力に占める割合は1%程度です。しかし、年々増加しており、最終的には10%以上を目指しているようです。
そうなれば風の流れは当然弱まります。都市部の熱が逃げられなくなるので、ヒートアイランドが一層加速するのではないかとの懸念が湧いてきます。
(参考)世界の電力事情
(1) 世界の電源構成
下図は世界各国の電力が何で賄われているかを示したグラフです。

(2) 自然エネルギーの比率とその細分
下図は自然エネルギーが全電力に占める比率、さらにその自然エネルギーの発生源を細分化したグラフです。

(出所:自然エネルギー財団)
地球温暖化を叫んで、温暖化防止の対策をしたら、人の住むところだけがどんどん温暖化するなどというブラックユーモアとならないことを願うばかりです。
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