楽天モバイル、MNO参入でつまづき。いったい何が起こっているか

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第4のMNO、楽天モバイルのスタートは当初の計画どおりとはいかなくなってしまいました。いったい何が起こっているのでしょうか?

基地局整備の遅れ

楽天は総務省にこれまで3度の行政指導を受けました。その理由は基地局整備の遅れです。

2020年3月末までに3,432の基地局を整備する計画ですが、現状では600局程度の整備にとどまっており、進捗率で20%にも満たず思うように進んでいません。

基地局整備の遅れの原因としては

・候補地探しや交渉に時間がかかること
・基地局設置後の光回線への接続工事の遅れ

があります。そもそも当初から計画が甘かったという指摘もあります。

その影響と計画の変更

当初、2019年10月から本格的にMNOへ参入する計画でしたが、これを半年程度延ばし、2020年春としています。

その間、10月から東京、大阪などの都市部で5,000人の利用者を募集し、無料でMNOのサービスを提供します。いわばテストのための実験台みたいなものでしょう。

10月初旬から利用希望者を募集し、抽選するということです。実験台とはいえ、無料ですし、なんか面白そうですから、相当応募があると予測します。

それでも今後に期待

本格サービス開始の遅れは非常に残念とはいえ、そのコンセプトはなんら変わることはありません。

なにしろ世界で初めて、クラウドを使った仮想化技術で通信網を構築し、コスト削減を目指します。そのコスト削減効果は消費者へ還元されるというわけです。

初期投資で3割、ランニングコストで4割のコスト削減効果が見込めるということですので、既存大手3社にとっては脅威でしょう。

三木谷社長は、本格サービスプランでは政府が思っている以上の価格引下げ効果が出せると強気の姿勢を崩していません。そして、具体的なサービス価格は手の内をさらすことになるとして発表は差し控えています。

多少の遅れは仕方がないので、消費者の期待を良い意味で裏切るサービス価格の提供に期待したいものです。(少なくとも現在のMVNOの価格レベルをしのぐ価格帯を打ち出してほしい・・・。)

なにしろ、東京は主要都市でスマホの料金が世界一高いというではないですか。スマホにお金を吸い取られ、他へ消費が回らなくなってしまってはいけませんので、楽天モバイルには大いに期待しています。

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