税金還付のための株式・投信売却

先日、思いもかけないマネックス・グループのコインチェック買収で、マネックス・グループの株価が急騰したため、利益を確定させたところです。さて、利益に対して20.315%の課税。馬鹿になりません。庶民にとっては大きな金額です。
| 損益通算で税金還付へ
ここで思い切って、保有株のうち、評価損かつ将来の成長も期待薄で低配当の銘柄を処分してしまい損益通算し、税金の還付を受けたいと思います。
合わせて、信託報酬が高い毎月分配型の投信もトータルリターンはプラスですが、取得価額ベースでは評価損となっているので、一気に解約し信託報酬の低い銘柄に乗り換えたいと考えました。
信託報酬の条件としては少なくとも0.5%以下で、手数料はもちろんノーロードに限定します。何しろこの低金利の中ではコストはボディーブローのように運用成績にダメージを与え続けますから。
インデックス投信で世界トップシェアのアメリカの資産運用会社、バンガードの平均経費率は0.12%だそうです。ここ最近、日本でもニッセイ・アセットマネジメントなどが信託報酬を大幅に引き下げており、日本の投資家も低コスト運用の恩恵を受けられる環境が整ってきたことは非常に喜ばしい限りです。
ということで計算してみても残念ながら、売りとばす株と投信の損失の合計額が利益の額に届きませんでした。
まあ仕方ありません。損が少ないことで悩むなど贅沢な悩みというものです。
自分で言っては身も蓋もありませんが、これも将来の課税を繰り延べているだけで、なんら本質的な解決策にはなっておりません。個人版の繰延税金負債といったところでしょうか。しかし、売却金をNISAに回すこともできるので、まあそれで良しと無理やり自分を納得させることにします。
| コストパフォーマンスが高い投資信託
今回、買付を検討している低コスト投信は以下のとおりです。
・Smart-i 先進国リートインデックス(信託報酬 0.216%)
・ニッセイJリートインデックスファンド (同 0.27%以内)※生リートのほうがいいかもです。
・eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(同 0.1836%以内)
・ニッセイ外国債券インデックスファンド(同 0.1836%以内)※上とどっちにしようかと迷います・・・。
・iFree 新興国債券インデックス (同 0.2376%)
・野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型(同 0.648%)
(これだけ0.5%超。ヘッジ型だからだと思います。ちょっと微妙な感じ。)
久しぶりに大きな資産の入れ替えとなりそうです。
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