擬似バフェット指標(2019年12月末):日経新聞の頓珍漢

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今年もあっという間に終わってしまったという印象です。歳を重ねると月日が過ぎるのが早く感じられるというのはどうやら本当のことのように感じられます。

さて、12月も終わりましたので株価の居所を確認しておきたいと思います。



擬似バフェット指標(2019年12月末)


指標の考え方についてはこちらをご覧ください。

日本株もアメリカ株の堅調につられ、高値圏を維持しています。とはいえ、なにやら危なげな株高と考えざるをえません。

来年はさまざまな重大イベントが待ち受けており、波乱含みは間違いなしです。

思いつくだけでも、1月に台湾の総統選挙があります。現状、民進党優位のようでありますが、万一、中国寄りの国民党が勝てば大きな波乱となるでしょう。日本の安全保障が大きく揺らぐことになります。

また、アメリカ大統領選。

トランプ大統領再選は間違いないと思いますが、万一のことがあれば・・・。上院議員選挙もあり、こちらは再選率が低いということで、上院、下院ともにねじれが発生してしまうとトランプ再選でも、政権運営は非常に難しくなります。

また、国内では春に中国の習近平氏が国賓として来日。

国内で香港の暴動が継続し、また、ウィグルでは100万人規模での再教育の名を借りたナチスばりの強制収容所への収容。

ある日忽然と家族が行方不明になるような人権無視の国家のトップが国賓で来日とは・・・。保守言論人のみならず反対する人が多いでしょう。

いまさら後戻りはできないでしょうが、歴史に汚点を残す結果となりそうです。

さて、日本株ですが、引き続き割高継続と見ます。なにかしらの突発事項が起これば、17,000円程度までの下げはあるものと考えておくべきだと思います。

よって、ポジションは消極的にしておきたいところです。

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話変わって日経新聞の頓珍漢


最近に限ったことではありませんが、日経新聞の報道がひどい。

財務省の犬であればそれもやむを得ないのでしょうが・・・。あるいは日本経済新聞などと名乗っていながら、本当は経済のこともよくわかっていないのかもしれません。

静かにしていてくれるのならばまだ結構なのですが、ワンワンと吼えまくるからうるさいのです。

広報誌いや、新聞紙面に並ぶプロパガンダ?(12月19日)


2019年12月19日付の紙面では来年度予算について、以下のような言葉が並ぶのです。言葉狩りと思われるかもしれませんが、本来の意図を変えるような言葉狩りではないのでご容赦いただきたく。

・総額が100兆円を超える
・21年度以降も「100兆円予算」が常態化しそうだ
・歳出全体にかかる増加圧力はなお強い
・21年以降に公共投資を縮小できるかは不透明だ

100兆円超えたらいかんのかい?と問い正したいです。シンボリックな数字だから使いやすいのでしょうが、100兆円という数字に何の意味もありません。

予算を増やすのが悪であるかのような印象操作であり、まるで公共投資を縮小したほうが良いような書きぶりです。

インフレターゲット2%を未だ達成できず、政府が消費増税をゴリ押ししたために、民間消費が予想以上に減少しているのですから、公共投資は増やさなきゃいけないというのに・・・。

「合成の誤謬」くらいはいくらなんでも知っているだろうと思いますが。まったく理解不能なのです。

さらなる念押しのプロパガンダ?(12月21日)


2019年12月21日には1面トップに以下のような言葉が並ぶのです。念には念を入れてというところなのでしょうか。

・膨らむ財政
・過去最大を更新した
・19年度に続く100兆円の突破
・膨張する社会保障費に加え、・・・
・財政規律への意識は乏しい
・21年度に事業費を縮小できるかどうかは不透明だ

「膨らむ」とか「膨張」とかいう言葉を好意的に捉える人は少ないでしょう。しかし、デフレ下では政府支出は膨張すべきものなのです。

何が財政規律への意識が乏しいなどと頓珍漢なことを言っているのか、わけわかめなのであります。

21年度も事業費を縮小しちゃいかんでしょう。何も言っているのか自分でもわかってないんじゃないかと思われます。

とにかく、日本経済新聞と名乗るのであれば、その名にふさわしい報道をしてもらいたいもんです。そうでなければ、日本不経済新聞とでも名前を改めたらいかがでしょうか。

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