ノーベル賞の名を汚した男、バラク・オバマ氏

銃



トランプ大統領の指示を受け、アメリカ軍がイラン革命防衛隊の司令官を殺害したことはご存じのとおりです。

イランの司令官はイラクを訪問していたところ、その車列をアメリカ軍に攻撃され、殺されてしまいました。米国防総省は、同司令官が中東でアメリカ人を標的として攻撃を企てており、その防衛措置であると発表しています。

それにしても、疑わしきは殺すとはいささかやり過ぎのような気がするのですが・・・。



大統領令による暗殺


そもそも、アメリカの大統領は、大統領令により暗殺を命令することができるというのです。

明らかな国際法違反にもかかわらずです。

そして、この大統領令による暗殺を誰よりも多く繰り返してきたのが、ノーベル平和賞を受賞している前アメリカ大統領のバラク・オバマ氏だというのです。

オバマ大統領による暗殺命令乱用


なにしろ、在任中の8年間に出した大統領暗殺命令は3,000件以上にのぼり、これはアメリカの初代大統領からオバマ大統領前の第43代のブッシュ大統領までのすべての累計を上回るということです。

ホワイトハウスで毎週火曜日の夕方になるとCIAの幹部を呼んで、誰それを殺せと命令するのです。火曜日はテラーチューズデイ(火曜日のテロ)と呼ばれていたとのことです。

命令を受けたCIAはアメリカにいながら、ドローンを操り、精密誘導弾で標的を暗殺するというわけです。まるで、ゲームの世界のように。

疑わしきは暗殺!?


さらに驚かされるのは、大統領による命令がなくても、怪しいと思ったら誰かがわからなくても殺してしまって構わないというシグニチュア・キリングなるものが認められていたというのです。

こんなことを行っている(た?)のは世界でもアメリカのCIAとイスラエルのモサド(イスラエルの情報機関)だけのようです。

そしてあきれかえるのは、オバマ氏が大統領在任時にノーベル平和賞を受賞したのは核兵器の削減に貢献したという名目だったのにもかかわらず、大統領退任の1年前に、今後30年にわたって100兆円以上の大規模な核兵器開発予算を獲得し、核軍縮どころか、核拡大を大いに進めたのです。

ちなみに世界の核兵器の保有状況は以下のとおりです。

20200106kaku.jpg
(出所:社会実情データ図録)

ロシアとアメリカが飛びぬけているのがわかります。ロシアは経済小国なのに、国際的な発言権が大きく、存在感を誇示できるのはこの核兵力のおかげでもあります。

とんでもない偽善者


核兵器の開発予算を増額して、今後も核兵器をどんどんと開発しようとしているのにもかかわらず、広島にのこのことやってきて、安部首相とともに核のない世界を目指すなどと心にもないことを臆面もなく言ってのけるのですからあきれ返ります。

言行不一致の極致。まったく人を馬鹿にしています。オバマ氏からはノーベル平和賞を没収してもらいたいもんです。

オバマ氏が大統領のときにこんなことを書いていたら、小生もドローンで殺されたかもしれません。まあ、気にも留めないでしょうが・・・。

それにしてもいったい世界のモラルはどうなっているのでしょうか・・・。

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