2020年春以降、仮想通貨の値下がりが加速するかも

仮想通貨



あくまでも個人の見方であることをお断りしておくとして、2020年春以降、仮想通貨の取引は大きく減少し、価格下落に拍車がかかるのではないかと感じます。



現状のレバレッジ規制


仮想通貨の取引はほとんど証拠金取引(※)によって行われています。

証拠金取引によって、手元資金の何倍もの取引を行うことで、少ない資金でも大きな取引を行うことができるというわけです。

そして、今までは法律で、何倍までレバレッジをかけられるのかが明確化されていませんでした。それでも一応、これまでの幾多の問題を受け、業界としてはレバレッジは4倍までということで自主規制をかけています。

(※)証拠金取引
取引により損失が生じても決済ができるように一定額の金銭を預けておく取引のことを証拠金取引という。この際預け入れる金銭を証拠金と呼ぶ。証拠金取引では、現物株投資のように売買の都度、代金を受け渡すのではなく、決済時に売買により生じた損益金額のみを受け渡す。このような決済方法は差金決済と呼ばれる。


レバレッジ規制の明確化と厳格化


この度、金融庁が証拠金取引の倍率を2倍までに規制することを決めた模様です。

投機を抑制し、投資者の保護を図るというのがその目的であることは論を待たないでしょう。

レバレッジが大きければ大きいほど、小さな値動きでも大きな損失を被る可能性が高まるからです。もっとも、その逆で儲かるときもあるのですが。

金融商品取引法施行令で上限を2倍と定める方向で、今月中にもパブリックコメントを募集し、春にも法施行を図る予定です。

一時期同じような問題を抱え、規制された外国為替証拠金取引(FX取引)と同じ道を歩んでいるというわけです。

FX取引のレバレッジ規制


FX取引のレバレッジ規制は実に25倍とかなり甘い。10倍にする案が出ていますが、業界の反対などで見送られています。

それにしてもFXが25倍で、仮想通貨は2倍とは・・・。

この差は何を意味するでしょうか?金融庁がいかに仮想通貨が胡散臭いと思っているかがこの差に表れていると推測するのであります。

仮想通貨取引の実情とレバレッジ規制の影響


ところで、仮想通貨取引の大半は日本人が行っています。外国為替相場におけるFX取引の影響は「ミセスワタナベ」などと呼ばれて、かなりの影響を与えておりますが、仮想通貨はそれ以上に日本人の動向が与える影響が大きいでしょう。

そして、規制が強化されれば当然、もっと効率の良いFX取引に移ったり、株式取引に戻ったりすると思われます。となれば流動性は低下し、人気もなくなって価格も下がるのではないかというのが個人的な見立てです。

現状、ビットコインの価格推移は以下のような感じです。

20200111kasou.jpg


2019年7月あたりを天井に一貫して右肩下がりの下降トレンドを描いています。(これでもまだまだ高いと思いますが・・・)

春以降、この下げに拍車がかかる可能性があるというのが個人的予想なのです。投資は自己責任で!

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【おまけ】

2020年1月5日、TBSのサンデーモーニングで社会心理学者が今の世相を「人間の幼児化」と表現したそうです。

「アメリカファースト⇒わがまま」
「移民難民の排除⇒異なるものへの恐怖」
「EU離脱⇒理想放棄」だそうだ。

いやー、見事なまでの幼児的分析。島国根性丸出しの一国平和主義、GHQの洗脳に見事にはまった退行的分析なのでありました。


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