コンビニ本部が24時間営業を継続したがる理由

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24時間いつでも買い物ができるコンビニエンス・ストア。その登場によって、私たちの生活が便利になったのは間違いありません。

しかし昨今、人手不足によるコンビニエンス・ストアの24時間営業の義務が揺らいでいるのはご承知のとおりです。



コンビニが24時間営業にこだわる理由


人手不足に苦しめられるコンビニ。しかし、報道等を見ても、コンビニ本部は24時間営業にこだわっているように見え、どうも腑に落ちないと思っていたところ、三橋TVを見ていたら、その謎が目から鱗のように落ちたのです。

24時間営業をして確実に儲かるのは誰か?

コンビニオーナーではありません。もちろん、コンビニ本部です。

なぜか?

深夜の3時にコンビニで買い物をする人はさすがに少ないのではないでしょうか。売上は少なく、しかしアルバイトの時給は高くなります。

真夜中だけとれば採算がとれないコンビニが多いのではないかと推測します。

それでも営業させる意味は?

コンビニ本部が得るロイヤルティは商品販売時の粗利(売上-仕入)から計算されるというのです。いくらちっぽけな売上げでもゼロでなければコンビニ本部は確実に鞘を抜けるのです。

たとえ粗利から人件費やら光熱費やらを払ってコンビニオーナーが赤字になってしまったとしてもです。コンビニ本部は知ったこっちゃありません。

コンビニ業界の状況


以下はコンビニの売上高と店舗数の推移です。

20200203konbini.jpg
(出所:社会実情データ図録)

80年代から途中停滞期もあるものの一貫して右肩上がりが続いています。

問題は以下です。

20200203konbini2.jpg
(出所:社会実情データ図録)

コンビニ本部の意図に反し、24時間営業の必要性を感じている顧客は全体で3割以下となっています。

顧客は24時間営業を必ずしも求めていないのです。求めているのは顧客ではなくコンビニ本部。まさに本末転倒なのです。

人を家畜化する搾取ビジネス


それにしてもコンビニはまったくもって搾取型のビジネスモデルなのです。搾取される人はコンビニオーナー。

そして契約書を取り交わしている以上、それを続けるほかはないというわけなのです。

大手コンビニなどは名前のとおり、最初は朝(7時)から夜(11時)までの営業だったのでしょう。しかし、地獄の24時間営業にすればさらに上乗せでコンビニ本部が儲かるっていう仕組みなのです。

このようなえげつない搾取ビジネスは法律で規制するほかないと確信するのでした。

(ご参考↓:8分38秒あたりから)



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