セール&リースバックの活用 (老後資金を考える)

老後資金を心配している中高年の方は多いでしょう。かくいう私もその一人です。
公的年金の支給年齢が68歳になるかもしれないなどと考えるとお先が暗くなってきます。60歳で定年退職しても空白の5年が心配なのに、空白の8年などもはや悪夢の域です。
ところで、自宅を所有している人が、老後資金を確保するために、自宅を担保にしてお金を借り、亡くなったら自宅を売って借金を返済するというリバースモーゲージという手法が徐々にではありますが、浸透しつつあります。
| セール・アンド・リースバックの登場
そして、日経新聞によれば最近では、自宅を不動産会社に売り、その後、不動産会社と賃貸借契約を結び、その家に住み続けるというセール・アンド・リースバックという手法が登場してきています。売却代金を手に入れ、家賃を払って住み続けるというわけです。
業績が悪くなった会社が一等地の立派な本社ビルを不動産会社に売って運転資金を手に入れてから賃貸物件として借り続け、事業を継続する手法と同じですね。
ハウスドゥ(3457)という不動産会社が積極的に手がけており、利用者の平均年齢は65歳だそうです。
子どもがいない、あるいは遠くにおり戻ってくることはない、といった状況であれば相続資産として自宅を残す必要は無いと考えるのは理にかなったことでしょう。空き家になってしまうだけですし。
今、日本では空き家の数が増え続けており、2030年には空家率が30%になるという予測も出ているほどです。ゴーストタウン化する街が多くなってくるのでしょう。
| 気を付けるべき点
ところでリースバック契約で気をつけるべき点としては契約期間があります。契約が更新されないと住み続けることができなくなります。
また、幸いにも長生きした場合には、払い続ける家賃が売却代金を上回ってくることも考えておかなければなりません。
いずれにせよ、価値ある財産をどのように生かして老後生活の心配を取り除くことができるかが問われています。
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