【号外】NY暴落・・・。そして日経平均も。株価は得てして行き過ぎる

もうわけがわからないジェットコースター相場である。NYは2,700ドル安をつけ、サーキットブレーカー発動の取引急停止。
日経平均先物も16,200~300円近辺で、昼間からさらに700~800円安の水準となっている(2020年3月16日23時20分前後)。
利下げといっても、すでに金利の下げ余地は少なく、政策発動余地が狭められているのである。
コロナショックの影響を測りかね、市場は恐怖におののいている。
個人的に17,000円程度で落ち着くのではと考えていたのが甘かった。底はあっさりと抜けてしまったかのようだ。バケツの穴が開いたかのように・・・。
得てして相場は行き過ぎるものである。そもそも、バフェット指標の考え方に基づけば17,000円近辺は妥当な株価ともいえる。
本格的下げ相場で株価が妥当な水準で収まるわけもない。
ここまで混乱してくると、個人的見解として、最悪安値は12,000円台と覚悟を決めたのであります。

(関連記事)疑似バフェット指標(2020年2月末)Jリートまでも暴落
この際、消費税率はいったん0%にするとか、30兆円規模の大規模財政政策をやるとかしないと、リーマンショック以上の痛手となりそうな気配である。
日銀総裁はリーマンショックほどではないと言っているようだが、そのとおり(皮肉)。世界恐慌レベルになる可能性をはらんでいるのではなかろうか。
3月期の金融機関の決算は大丈夫なのだろうか。金融危機の再来も懸念されるところである。

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(2020年3月17日夕刻)
東京市場、終わってみれば9円高。
日銀が必死にETFを買い支えているのだろうと推測する。ニューヨークが暴落すれば次の日は日銀が買い支えるという構図がどうやら成り立っているようだ。
それにしてもまだまだ波乱は続きそうである。綱渡りはつづく・・・。
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