日本は首都移転を考えるべき、一極集中のリスク

富士山



新型コロナウィルスでついに緊急事態宣言が発令されました。

日本は東京圏への一極集中が極度に進んでおり、人口密度も高く、当然ながらパンデミックの発生といった大規模感染時のパニックは他国よりも大きくなる可能性があります。



新型コロナの犠牲者数の不思議


今回の新型コロナウィルスについては日本人の死亡者数は海外(とりわけ欧米)に比べると極端に低くなっています。これが人種的な要因なのか、過去の予防接種の効果にあるのか、食生活によるものなのか、清潔を好む国民性にあるのか、まったく定かではなく今後の検証が待たれるところです。

以下は各国の新型コロナウィルスによる犠牲者数の推移を表しています。

20200407corona.jpg
(出所:社会実情データ図録)

中国の数字はあてにはなりませんが、日本と韓国は非常に低い。この要因は今だ謎です。

原因が謎である以上、結果オーライといわざるを得ず、次回同じようなことがあれば、欧米諸国同様のパンデミックとなる可能性は十分です。

東京は世界最大のメガロポリス


以下は世界の大都市圏の人口を表しています。

20200407tosi.jpg
(出所:社会実情データ図録)

日本は人口が減少しているとはいえ、東京圏の人口は世界一の規模です。しかも群を抜いています。その分、天変地異があれば大パニックとなるリスクが高くなります。

富士山噴火時の被害想定の恐ろしさ


最近発表されたのが富士山噴火が起こったときの首都圏の被害想定です。

前回(1707年)と同規模の噴火が起こったと仮定すると、新宿では噴火15日目までに灰が10センチ積もるといいます。

降り積もって処理しなければならない火山灰の量はなんと東日本大震災の廃棄物の10倍におよびます。

何の対策も講じなければ、噴火後3時間で停電や電車の運休が発生します。鉄道はレールの上の微量の灰でも通電不良で動かなくなるというのです。

自動車もスリップするので運転不能に陥ります(一部の四輪駆動車を除く)。

鉄道も自動車もダメとなれば物流はストップし、食料や飲料の不足が起こります。また、灰が水源に入り込むことで水質が悪化し、断水が起こる可能性が高くなります。

木造家屋は灰の重みで倒壊する可能性もあります。

日本は首都移転を検討すべきタイミング


現代の東京圏のようなメガロポリスで大規模な噴火被害を受けた例は過去に例もなく、何が起こるか未知の領域です。

個人的には今回の新型コロナウィルスをゆうに上回るパニックに陥るものと想像します。

日本は首都圏にあらゆる機能が集中しすぎており、危険が一極集中しています。リスク分散のためにはアメリカのニューヨークとワシントンのように首都機能の移転を考えるべき時期だと思います。

巨額の支出が経済にも刺激を与え、景気対策にもなります。政府にはぜひ遷都を検討してもらいたいと考えます。

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