刷り込まれた情報は嘘(フェイク)でも入れ墨の如く残る

新聞



何の恨みもありません。嫌いなわけでもありません。

ただ彼は、とある大学の立派な教授なのでした。そしてその教授はあるテレビ番組で、北極の氷が解けたら銀座が海に沈むと言ったのです(正確な言葉尻までは覚えておりませんが)。

???



中高生レベルのアルキメデスの原理


北極の氷が解けると海水面が上昇するというのはとうの昔に嘘っぱちとして処理されたはずのデタラメなのです。

それは中高生レベルの科学の知識があればわかるはずのものだったのです。

アルキメデスの原理
北極の氷のほとんどは海に浮いています。海に浮いている氷はアルキメデスの原理によって、解けても凍っても海水面は変わりません。
水が氷になると体積が増え、軽くなるため、水に浮かびます。海の上に見える氷の部分だけ体積が大きくなっているのです。ですから、浮かんでいる氷が解けると、水になってもとの体積に戻るので、まったく水面は変わらないのです。


浸透したフェイクを覆すのは至難


ところで言いたいことはそんなことではありません。未だにその嘘が広く信じられていることをまざまざと感じさせてくれたことなのです。

また、誰が言ったかは忘れましたが、CO2が地球温暖化につながっているとは思わないが社会がそういう流れになってしまっている以上、それに沿って動いていくしかないなどという発言も聞きました。

要するに、一度社会にばらまかれてしまい定着化した知識は、それがフェイクであったとしても修正がなかなか効かないということです。

例えば、「財政赤字=悪」の構図は1970年代に赤字国債を発行した際に定着しました。その当時の大平正芳大蔵大臣は「万死に値する」と述べております。

その後、1982年、鈴木善幸首相が財政非常事態宣言を出し、1995年には武村正義大蔵大臣が財政危機宣言を出しました。

今から40年近くも前に財政が非常事態に陥ったと宣言しておりますが、その後も赤字国債はどんどん積み上がっていき、40年の歳月が経過しても未だ財政非常事態などに陥っていません。

すべては妄想、空想の世界だったのです。家計と国家財政をごちゃまぜにして考えていたために誤った認識をし、その認識は今だ多くの人々の頭に染みついて離れません。

エリートを気取る某元NHKキャスターなどが、浅はかな知識でゴールデンタイムのテレビ放送でデマゴギーを言いまくり、それにふむふむと頷く御用学者ならぬ御用タレントどもが、デマに拍車をかけているのです。

財政危機というフェイクの呪縛


ところで、新型コロナウィルスに対する経済対策は108兆円だと言いますが、その中身は・・・。

実際にいわゆるGDPに影響を与える真水といわれる部分はわずか16兆円程度だと言われています。

アメリカやヨーロッパ主要国はGDPの約10%の真水の経済対策を行う予定であるにもかかわらず、日本はわずかに3%程度の真水。これでコロナ恐慌から脱却しろというのですから無理があるにもほどがあるってものです。

このままでは日本は近い将来、先進国とは呼ばれなくなるでしょう。発展途上国ならぬ衰退途上国とでも呼ばれることになりそうです。

108兆円という金額に騙されてはならないと誓うのです。その中身をよく精査しなければなりません。

政府、官僚(とりわけ財務省)は悪知恵でもって、国民を騙そうという愚民化政策を実施していることに気が付かないと日本はいつまでもデフレから脱却できません。

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