新型コロナ。感染者数、致死率は大きな誤りの可能性

ウイルス



かの有名なシンガー、マドンナも実は新型コロナの無症状感染者であったようです。

抗体検査をしたら既に抗体を持っていたとか。マドンナもすでに61歳、決して若いとは言えませんが、免疫力が強かったのでしょう。幸いにも発症には至りませんでした。



無症状感染の蔓延


抗体検査の精度がどの程度かわかりませんし、抗体を持っていても再び罹ったという人もいるので、抗体があれば必ずしも安心とはいえません。しかし、かなりの安心感が生まれるのは間違いありません。

そして、実のところかなり無症状感染が進んでいるというのが明らかになりつつあります。

神戸の病院が新型コロナ以外の理由で受診した患者1,000人の抗体を調べたところ、3.3%の人が既に新型コロナウイルスの抗体を保有していたとのことです。

神戸市がある兵庫県の人口は約550万人。

いささかざっくりですが、550万人 × 3.3% ≒ 18万人。既に兵庫県では18万人の人が抗体を持っているとの推論が成り立ちます。(兵庫県は広く、人口密度が低い地域は抗体を持っている人は少ないとは思いますが。)

しかし、発表されている兵庫県の累計感染者数は654人、死亡者数は18名です(2020年5月3日現在)。

新型コロナの致死率はいったい?


これを事実と仮定すれば、今回の新型コロナウイルスの致死率はわずか0.01%となります。

罹っても1万人に1人死ぬだけということです。仮に日本人全員が感染しても1万2千人の死者数ということになります。最悪42万人と言っている専門家は何を根拠にそう言っているのか不思議になってきました。

コロナウイルスは毒性は低くそれほど恐れるほどのものではないが、感染力がただ強いだけなのではないかと思えるのです。

神戸市の事例を全国に当てはめられるかは疑問ですが、仮に当てはめれば、人口1,000人に33人はすでに感染者である(あった)ということです。

従業員1,000人の会社であれば、30人程度の感染者は普通にいる(いた)ということになります。

欧米と日本の違い


それにしても不思議なのは欧米人の死者数の多さです。以下は世界主要国の死者数の推移を表しています。

20200505corona.jpg
(出所:社会実情データ図録)

欧米に比べると日本や韓国はグラフの枠線と間違えてしまうくらいの少なさです。グラフにはありませんが台湾に至ってはさらに少ない。

原因は3つくらいしか考えられません。

・欧米人と日本人は何かしら体質的な相違があり、欧米人は今回のウイルスに弱い。また、もともと日本には新型コロナに似たウイルスがとうの昔に蔓延していたという説もあります。

・日常的にハグをしたり、マスクをつける習慣がなかった欧米においては感染者が日本などに比べて著しく多くなってしまった。(致死率が同じであればほぼ全員が感染しているような状況)

・そもそも、欧米で流行っているウイルスと日本で流行っているウイルスは別モノである。(変異による)

日本人で他の要因で亡くなった人の中にも実は新型コロナに罹っていた人がたくさんいるといったことも考えられます。死因を何とするかによって国によって統計数値も大きく変わってくるはずです。

それにしても不思議なことが多いのが今回の新型コロナウイルス。志村けんさんや岡江久美子さんはわずか0.01%の中に入ってしまったのでしょうか・・・。今まで、いろいろ検証した中でも致死率は高くて0.3%ほどだと思われます。

様々な謎を明らかにするため、今後の研究結果が待たれます。

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