証券会社のトレーダーも在宅勤務主体へ。時代は変わる・・・

モニター



証券会社の花形職種であるトレーダーの世界にも新型コロナウイルスによる影響が出ています。

在宅勤務のトレーダーが多くを占めるようになっているのです。



そもそも証券会社のトレーダーとは


トレーダーは証券会社の花形職種の一つです。

金融市場に関する専門知識を持ち、刻々と変化するマーケットの動向を見ながら株式や債券などの売買の取引仲介を行います。ときに数百億円という多額の資金を動かすこともあります。

トレーダーの給料は、他の職種に比べると高い場合が多く、20歳代で年収1,000万円を超える人もいます。

特に外資系金融企業では億単位の年収を稼ぐ人もいますが、その分仕事はシビアで、求められる結果が出せなければ即契約解除などということもあります。

また、トレーダーにとって脅威となっているのがAIの進歩です。米証券会社大手ゴールドマン・サックスには500名のトレーダーが在籍していましたが、AIトレードの普及で社員がほんの数名になってしまったという事例も発生しています。

巨大なフロアから自宅の一室へ


証券会社のトレーダールームといえば、都心の一等地に居を構え、広大なフロアに液晶画面がずらりと並ぶといったイメージです。

日本の大手証券会社では、コロナ騒動前は300人を超えるトレーダーがワンフロアに集まりトレーディングを行っていました。

しかし、新型コロナウイルスの蔓延がすべてを一変させました。

巨大なフロアから感染者が出れば全員が自宅待機となり、仕事が立ち行かなくなります。顧客は機関投資家などの上得意。そんなリスクは犯せません。

そこでやむなく採用されたのが、在宅勤務による自宅トレーディングなのです。

業務への支障の有無


さて、300人超のフロアから自宅の一室へのコペルニクス的変化によって業務遂行に支障は発生したのでしょうか?

なんと自宅パソコンにも会社とほぼ同じ機能を持たせることができているのです。自分のパソコンから業務に必要なアプリケーションはすべて利用可能。

会社の同僚とはチャットやテレビ会議システムでリアルタイムでのコミュニケーションを図ることができます。

会社に出社するのは自宅で行えない業務を行う社員のみで、その数は3割程度ということ。

その3割をさらに2チームに分け別オフィスで働いてリスクを回避しています。

在宅勤務でプラスの効果も


これまで費やしていた通勤時間というある種過酷な労働から解放されたことで労働生産性はむしろ向上したといいます。

また、時間的なゆとりができたことから、今までできなかった仕事に取り組むことができ、新たな受注を得ることができたというような事例もあります。

もともと、一匹オオカミ的な仕事であったため、プラス面が大きくなったと考えられます。

今後の動きは・・・


コロナ騒動収束後はどうなっていくのでしょうか。

今回の騒動は新たな気付きを企業に与えました。オフィスの在り方もその一つです。

都心の大きなオフィスから郊外の小規模オフィスへという流れが加速しそうです。今回のコロナ騒動は、企業の不動産計画にも大きな変化を与えています。

その影響は当然、Jリートにも表れてくるはずなのです。

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