仮想通貨をめぐる著名投資家たちのご意見に耳を傾ける

コインチェックを買収したマネックスグループの株価が急騰するなど仮想通貨をめぐる動きが目まぐるしくなっています。仮想通貨って本当のところ、いったいどうなんでしょうか。
そこで、仮想通貨をめぐる著名な投資家の意見や姿勢を見ておくことにしました。
■ ウォーレン・バフェット氏
17世紀オランダのチューリップのバブルと似ていると考えているようです。仮想通貨への理解が進んでいないことがバブルを生んでいる要因と捉えているようです。
一方で、米国株を保有する方がずっと好ましいと主張。株価は高水準にあるが、バブルではないと考えている模様です。現に氏はアップルの株を大量に買ったようです。
■ ジョージ・ソロス氏
かの有名なヘッジファンド、クォンタム・ファンドの創始者です。社会運動家としても有名です。
氏は仮想通貨をバブルと決めつけていたようですが、最近、考え方を転換して仮想通貨への投資を計画していると伝えられています。
しかし、何か怪しげな印象を受けます。何しろ、ポンドを売り崩して中央銀行であるイングランド銀行に勝った人ですから・・・。投資といっても売り崩しではないかと勘ぐってしまいます。
■ ジム・ロジャーズ氏
かつてのジョージ・ソロス氏の相棒です。氏は仮想通貨への投資に対して前向きのようです。
初期段階のときは仕組みが複雑すぎると手を出さなかったようですが、現在は理解が進んで考え方が固まったというところでしょうか。
氏はオートバイで世界中を旅したり、北朝鮮に全財産を投資したいと言ったりする冒険家なので、新しもの好きな面もあるのでしょう。ちょっと変わり者といった印象も受けます。
私個人としてはウォーレン・バフェット氏の意見に共鳴します。仮想通貨を見ているとチューリップバブルの歴史が重なるのです。単なるブーム、そして時代のあだ花に終わるのではないでしょうか。
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