投資家心理の悪化(プットオプションが活況を呈す)

2018年5月現在、日経平均株価のプットオプション(売る権利)の人気が高まっているようです。プットの買い建玉をコール(買う権利)の買い建玉で割った数値(大きいほど弱気)が2007年7月以来の高水準になっているとのことです。
投資家は相場の下落に保険をかけ始めたと見ることもできるでしょう。
プットオプション人気の背景
背景には、世界景気に対する減速懸念とそれにともなう日本企業の業績悪化懸念があるようです。
実際問題、2007年7月以降のオプションの売買動向を観察するとプットオプションが人気となり、その後の2008年10月には日経平均株価7,000円台へと下落しました。
オプション市場における需給が現物市場に与える影響や洞察は侮れないと感じられます。とにもかくにも、警戒感を持った資産運用が求められる局面であると思います。
オプション取引の戦略について
オプション取引は一般の投資家にとって、馴染みの薄い取引でしょう。超ハイリスク・超ハイリターンであり、まるで鋭利な刃物のような金融商品です。
間違っても生半可な知識や覚悟で取引してはなりません。それこそ、すってんてんの丸裸にされる可能性が大いにあるのです。
オプション取引の詳細については他のサイトを見てもらうこととして、その組み合わせ戦略を簡単にまとめたのが以下のサイトです。
(参考:オプション取引戦略)
危ない刃物でもうまく使いこなせれば大きな武器となることは間違いありません。複数のオプションを組み合わせることで多様な戦略を組むことができます。また、資金効率で考えてもその高さは抜群だともいえるでしょう。
私めは現在、サラリーマンですから時間的制約もあり、オプション取引に手を出す余裕はありません。しかし、いつの日かリタイアした暁にはオプション取引をしてみたいと思っています。
多種多様な戦略で投資(投機)ができるし、トレーダーぽくってかっこいいではありませんか・・・。頭の体操にもなるし、暇つぶしにもなるでしょう。ぼけている暇もありません。そしてリスクコントロールしながら利益を上げたいのです。(そんな大きな金額を目指さずに)
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