日本が財政破綻しない理由がわかりやす過ぎる

日本の国債発行残高(政府の借金)は右肩上がりで増え続けており、今や1,000兆円を超えております。これをもって、日本がいずれ財政破綻するので、財政赤字を縮小しなければならない、よって消費税も上げなきゃならない、というのが財務省のレトリックということになるのでしょう。先例があるといいます。ロシア、アルゼンチン、ギリシャなど。これらの国は政府が借金を約束どおり返すことができなくなり(債務不履行)、財政...

どうにも怪しげに見えてきたアベノミクス

第二次安倍政権発足以降、失業率は低くなり、有効求人倍率は右肩上がりとなっています。失業への不安は消費への意欲を削ぎますから、当然として経済に悪影響をもたらし、景気が悪化します。この2つの指標が大幅に改善されるとともに、株価も民主党政権下に比べ、大幅に上昇しているわけですから、アベノミクスは相当の効果を発揮してきたと考えるのが妥当だと思っていました。しかし考えてみれば、団塊の世代(1947年~194...

GPIFの運用損失14.8兆円ってどうなの?

朝日新聞デジタルの見出しによると「公的年金運用損、最悪の14.8兆円 昨年10~12月」だそうです。14.8兆円という金額は確かに巨額ではあります。人の目を引き付けることでしょう。ただ、一方で運用総資産に対する損失の比率がどの程度であるかに着目しなければ真っ当な評価はくだせないと思います。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)運用資産の総額は約150兆円。世界最大の機関投資家です。ざっくりです...

強欲の塊、弱者切捨てのアメリカン資本主義

米中貿易戦争で、なにかと悪者にされている中国ですが、アメリカもその強欲さにかけては負けてはいません。アメリカは豊かでいい国のように一般的に思われていると感じますが、その実態は恐ろしい・・・。裏の顔がすごいのです。アメリカ、ワシントンに在住して30年以上になる国際政治アナリストの伊藤貫さんの講義を聞くとアメリカの本質が実感を持って感じられます。アメリカは移民の国です。昨今、ドイツなどの豊かなヨーロッ...

バブル崩壊後の回復の鈍さは世界恐慌を上回る

世界恐慌といえば、歴史の教科書にも載っているような世界的な大事件であり、実際に体験したわけではないので実感は湧かないですが、それは凄まじい不況であったのでしょう。世界恐慌直前のアメリカ株価の高値は1929年9月。そこからつるべ落としに株価は暴落。失業率は25%にも達したといいます。その後、その高値を上回るのには第二次世界大戦を挟んで実に25年弱もの歳月を要することとなりました。1954年頃になりま...