名古屋の食文化ってのはちょっと異色な感じを受けるのは私めだけではないでしょう。それは喫茶店も同様です。コーヒーを頼めば、なぜかピーナッツが付いてくる。また、喫茶店のモーニングは大盛況でコスパも最強ときたもんだ。そんな名古屋発祥の喫茶店、コメダ珈琲店を経営するコメダホールディングス(3543)の業績が絶好調です。株価も堅調に推移しており、コメダ珈琲店が日本全国を制覇しようという勢いなのです。目次昭和の香...
アメリカでテレビといえばケーブルテレビ(CATV)というのが定番であるのはご存じのとおりです。CATVの普及率は約70%にも達し、テレビ番組の多くはCATVを通じて配信されています。ちなみに日本のCATV普及率は10%程度であり、その普及率には雲泥の差があります。ところがです、アメリカでもテレビ離れが進んでいるようであり、CATVの解約が多くなっているといいます。アメリカの映像、動画市場で今何が起きているのでしょうか。目...
円高になれば輸出競争力が低下する、海外へ工場が移転すると大騒ぎし、円安になれば物価が上昇し、海外旅行ができなくなると大騒ぎ・・・。いったい何を望んでいるのか理解に苦しむわけですが、日本経済にとって円高よりも円安のほうが良いことはここ30年の経験則からも明らかです。そして、円安のメリットはデメリットに遅れてやってくるという点に注目しておく必要がありそうです。目次円安加速中時代変われば言うこと変わる2024...
収入が少ないと必然的に支出に占める生活必需品の比率が高くなります。ところで生活必需品とそれ以外では、価格の推移が大きく異なっています。これは、新興国の台頭によるもので構造的な要因です。具体的には、生活必需品は値段が上がる一方で、それ以外のものの値段は下がるという現象が起きます。これによって、高収入者の生活は潤う一方、低中収入者の生活は苦しくなる一方となります。さらに日本政府はその傾向に拍車をかける...
需要がなければ設備投資をしなくなる。そして、設備はどんどん老朽化し、時代遅れとなっていく。そんな悪循環の連鎖が続いてきたのが、バブル崩壊後の日本だといえるでしょう。その結果、日本の設備はG7の中でイタリアに次いで2番めに古くなってしまいました。それにしてもいったいなぜこのようなことになってしまったのでしょうか。目次高齢化は人間だけではない政府、本来の役割を忘れる愚行束の間のインフレ?潜在成長力をアッ...
世界ではアクティブ型のETFの残高が急増しており、2023年6月末の世界のアクティブETFの運用残高は過去最高(約86兆円)となっています。2018年の残高から5倍に増えており、同期間でETF全体では2倍の残高増加であり、アクティブETFの好調さがわかります。日本は完全に出遅れており、アクティブETFは、アメリカやカナダ、イギリス、韓国などで上場されていました。東証はこれまでパッシブETFの上場のみ認めていましたが、ここ数年の...
2024年から始まる新NISAは、投資金額がデカい分、とりわけ積立投資枠が大きい分、富裕層にとって有利な仕組みだといえます。つみたて投資枠が年120万円あるわけですが、ひと月に10万円ずつ、積立投資できる若い人は少ないでしょう。つみたて投資枠といっても、過去の貯蓄などをつみたて投資枠に回すという人が多いのではないでしょうか。若い人は貯蓄も少ないため、取り崩してつみたて投資枠に回すこともままならないのが実際のと...
2023年度の経済財政白書によれば、転職が高所得層で増える傾向にあるといいます。人手不足が功を奏した格好ですが、一方でその恩恵を被っていないのが低所得層です。いったい何が起きているのでしょうか。目次日本の没落高年収者に転職が広がっているコロナが去って人手不足現るスペシャリストの強さ際立つ悲劇の分断が日本でも関連記事 日本の没落2017年度と2022年度の転職者の動向を比べると、年収が500万円以上の比較的恵まれた...
一定のニーズがあるのは理解できます。しかし、仕組みをよく理解した上で投資しているかといえばいささか心もとないという気がします。毎月分配型投信です。ここ最近、再び毎月分配型投信に資金が流入しているというのですから頭を傾げるのです。なぜなら投資効率が悪い投資信託にどうして資金を振り向けるのか理解できないからです。そして、毎月分配型投信が売れているのも最後の局面ではないかとも思えるのです。なぜなら2024年...
コロナ禍の巣ごもり消費ブームの波に乗り、物流リートは業績を伸ばし、投資口価格も急上昇していました。ところが、コロナ禍収束とともに流れは逆回転・・・。2022年は世界的な金利高でリートに逆風が吹く中、二重の逆風に悩まされ、投資口価格は行って来い状態となってしまったのでした。しかし、ここに来て金融環境の変化と物流業界と取り巻く状況変化により、物流リートに復活の兆しが表れています。物流リートの置かれた環境は...